■個人質問、委員会質問などで訴え、実現しました!

 

誰もが
いきいきと暮らせる
まちづくり
安心して子育てが
できるまちづくり

 
 
 
 
 
 
 
 
 

■これまでに提案した課題

 

笠岡市がさらに暮らしやすい地域となるよう、取り組みます!

 
 
 
 
 
 
 
 
 

■議員報酬減額の活動について

 
みなさま、こんにちは。
笠岡市議会議員 まなべ陽子です。

「議員報酬の増額分月8万円は受け取りません!」
を掲げた2020年4月からはや、4年が経とうとしています。

この間、議員報酬増額分は被災地やウクライナ支援先へ寄付をしながら
「特別職報酬等審議会の答申を尊重せよ!」
という市民の皆さまの声をお聞きし、集め、笠岡市議会へお伝えしていく活動を続けてまいりました。

令和5(2023)年8月7日、議員報酬は全会一致で、特別職報酬報告等審議会の答申通りに減額されました。

まなべはその後も、市民の皆さまと議会、行政のかけはしとなるべく、皆さまの声を届ける活動を続けています。

 

議員報酬減額 主な取り組み

 
これまでの取り組みについて 詳細はこちら

●令和2年6月議会

議員報酬を2割カットする内容の発議を賛成者として上程。賛成2 不賛成17 反対多数で否決。


●令和2年6月議会・9月議会
個人質問において2度、特別職報酬等審議会開催のひつ余生を市長に提案。

令和3年8月4日 第1回笠岡市特別職報酬等審議会が開かれた。その後、同年10月1日、11月24日と計3回開催された。


●令和3年12月、令和5年1月
特別職報酬等審議会通りに議員報酬を減額する内容の請願に2度、紹介議員となる。(※1)

(※1)2度目の令和5年3月議会における請願にいたっては、紹介者は私1人、あとのみなさまは不賛成という≪圧倒的多数による不採択≫という結果であった。


●令和4年10月
行政改革特別委員会に提出した笠岡市議会基本条例総括評価票では、(議員報酬)令和26条評価において
「議員報酬額については、いまだ市民からの批判が絶えない。現在、報酬審の答申額に合わせていることについても、周知されていない。複合的に社会状況が悪化し、市民生活が苦しいという声が日々届く状況の中、報酬審の答申額に今後も合わせていく必要性について検討が必要」
と指摘。


●令和4年1月臨時会、令和4年6月議会、令和5年3月議会
昭和43年10月17日、自治省局長から出ている通知「特別職の職員の給与について」(※2)について3度質疑をしたが、議会・行政改革特別委員会では自治省局長通達について議論が行われることはなかった。

(※2)「特別職の職員の給与について」
(2 特別職報酬等審議会について の5答申の内容の尊重)
特別職の職員の給与を改定する際には、審議会の答申の額を上回って給与の額を決定し、または改訂の実施時期を繰り上げることのないよう十分配慮すること


【笠岡市特別職報酬等審議会答申書】
「市長、副市長及び教育長の給料並びに市議会議長、福城会長及び議員の報酬額についての答申」(R3.12.24)

 

■市議会議員として日々取り組んでいること、取り組んできたこと

 
1.議員報酬を報酬審の答申額に合わせるため、5万円引き下げるための活動(直接請求をするための署名に参加)

2.子育て支援について

3.障がいのある人もない人も暮らしやすいインクルーシブ社会に向けて


4.学校教育における合理的配慮について


5.不登校、引きこもり、ヤングケアラーなどについて


6.教育バウチャー制度の周知


7.移住・定住・関係人口について


8.ファミリーシップ・パートナーシップ宣誓制度について他 多数

 

■市民として日々取り組んでいること、取り組んできたこと

 

1.他地域への学区越えについての提言
→現在、学区越えは易化

2.中央小学校における「通級指導教室」設置の必要性についての提言
→現在は設置

3.市内に全く無かった小学校3年生~高校3年生の放課後等デイサービスの誘致 活動
→現在は設置。内、個別学習支援放課後等デイサービスを自ら誘致

4.岡山県内に特化した発達障害関連情報サイト設立に関わる

5.教育関係本、子育て関係本の取材協力

6.ハートエイド「ヘルプマーク」「ヘルプカード」の認知と普及を実現させる会 立ち上げメンバー 岡山県内全域導入を目指し普及活動(2016年7月~)
→全域導入済

7.ICTによる読み書き支援研究(2012年4月~)

 

■令和5年9月議会

1.インクルーシブ社会の実現について
2.近畿笠岡思民の集い、東京笠岡思民の集いについて
3.学校教育について

 
 【読書バリアフリーの推進について】

Q:読書バリアフリー法に基づいた環境整備を学校図書館や市立図書館に

A:図書館内に常設でバリアフリーコーナーや展示コーナーを設置する。

A:各校の実態に応じて 学校図書館を国会図書館の承認館となるよう申請し、視覚障碍者用データサービスを活用する

 【ヘルプマーク・ヘルプシールについて】

Q:様々な困難さと共に生きる方々が地域で暮らしていくツールとしてヘルプシールがある。本市での導入は可能か?

A:具体的な事業案をまとめる。

★市役所の駐車場案内版にヘルプマークの表示が入りました。

 【学生支援について】

Q:市内外から笠岡の学校に通われている学生を支援するため、ポルカドット(若者市会議拠点施設)を活用できないか?

A:ポルカドットを活用し、学習スペースなどで広く利用してもらえる仕組みを構築中

【オーガニック給食について】

Q:令和3年度から年に一度はオーガニック食材を利用した給食を実施している。令和5年度の計画は?

A:6月と11月の給食で実施。

 

Q:県は2030年までに有機農業の取り組み面積を300haに拡大するとしている。市内耕作放棄地戸有機農業希望者とのマッチングや専門の担当職員配置についての進捗について尋ねる

A:耕作放棄地は解決していかなければならない問題。先進地の情報を研究しながら今後導入について考えていきたい。

■令和5年12月議会

1.こども・まんなか社会にむけて
2.移住・定住・関係人口政策について


 【こどもまんなか社会に向けて】

Q:子どもたちが企業とコラボレーションして開発した地域色豊かな商品を一過性のものではなく、地域に根付かせることはできるか。

A:関係各位と情報共有しながら、最終的に企業に商品化していただき、販売することなど研究していきたい。

Q:子どもたちが色んな審議会に参加できればいいと考えている。たとえば参加しやすくするために委員会のオンライン開催は考えているのか。

A:教育課程に位置づけるものであれば可能。

 【学校教育について】

Q:学びの主体を生徒に移譲する 1600人いれば1600通りの時間割をつくる 実学的な学びにより社会に貢献できる人材を育てるなどの新教育課程を開発されている学校がある。教育長、市長などにぜひ視察に行ってほしいが可能か。

A:時間をとってぜひとも訪問したい。

 【新婚等世帯家賃助成金について】

Q:熟年でのご結婚も増えてきている。年齢要件を外してほしい。

A:一度検討してみたい。ポルカドットを活用し、学習スペースなどで広く利用してもらえる仕組みを構築中

【観光情報記載型ふるさと納税カタログギフトについて】

Q:ふるさと納税は自治体数も商品もありすぎて、選びにくい状況がある。ゆっくり商品お選んでいただく、より笠岡市に興味を持っていただくために観光情報なども入ったカタログギフトを作成できないか?

A:関係機関などと話おしてみたい。

●市議会資料について

 
●市議会資料を外部サイトで公開しています。
スマートフォン、タブレット、パソコンなどで資料をご確認いただきながら生放送や動画をご覧ください。
https://kasaokakoho.backshelf.jp
 


■議員を志したきっかけ

 

私には「地盤」「看板」「かばん」と言われるものは、全くありません。
そんな私が最初の選挙に出たのは8年前の2016年。大きな組織、大きな団体、いわゆる「後ろ盾」と言われるものが全くない私が立候補したのには、大きな理由が2つありました。

1つ目は、「人口減少問題」です。海もあり、山もあり、高速道路のインターもある。当時は快速も停まっていた山陽本線の駅もある。地域にまつわる歴史も興味深いし、おいしいものもたくさんある笠岡市が、
人口が減っているのも子どもの出生数が減っているのも日本全国一緒だよ、とあきらめるのは、まだ早いのではないか?まだできることがあるはずだ、という問題意識からです。

2つ目は、「子育てと教育」です。育ちに困難さをもつ娘を育てていく中で、ノーマライゼーションであるとか、インクルーシブという世界的にみても大きな流れがある中、なんだかそれは言葉だけ。実態がかけはなれている、という実感が山のようにあり、保護者として訴えていくだけではなかなか変わらない現実に限界を感じていたことからです。また、一斉教育、一斉指導による教育に対して私自身が小学校の頃からずっと疑問を感じていたことから、子ども政策、学校教育について訴えたかったからです。

当時、子どもや教育を中心にした政策を訴えることは票にはならないよ、とたくさんの方々からアドバイスをいただきましたが、私はどうしても子ども政策、教育を中心に訴えたいと引かなかった結果、50票差で落選。当選には至りませんでしたが、その後も地域で様々な活動を通じて、子育て環境や学校教育、社会環境の整備について訴え、市議会議員になった4年前からは議会の内外で地域の皆様の声、特に子育て世帯や若い方々の声を執行部にお届けしています。

4年前、2度目の選挙では「議員報酬増額8万円は受け取りません」を大きく掲げました。どうしてかというと
笠岡市議会には、笠岡市議会基本条例という自ら決めているルールがあります。
その中で議員報酬について定めた第26条に議員報酬の額を決めるときには、「笠岡市特別職報酬等審議会の意見を尊重しなければならない。」という文言があります。
当時、笠岡市特別職報酬等審議会からは3万円の増額と答申が出ているにも関わらず、5万円高い、8万円の増額を自ら行っている現状について、選挙という場で広く知っていただくことで、みなさまと一緒にこの問題について考え続けていきたかったからです。

子ども達に、「おかしいことはおかしい!」と言っていいんだ!という姿を、大人として見せていきたい、という想いもありました。

だからこそ皆様から議席をお預かりした後は、報酬等審議会の答申額から5万円も高い報酬額に対する批判票として私に託してくださった方々はもちろん、私の活動に興味を持って見ていてくださる方々に恥ずかしくない活動をしよう、と心がけていました。
当選直後の議会では議員報酬2割カットの発議を行いました。個人質問においては特別職報酬等審議会の開催をはたらきかけたり、市民の皆様からの請願には2度、紹介議員となりました。笠岡市制初となる直接請求のための署名には議員として伴走、令和5年8月7日、議員報酬は全会一致で報酬審の答申額通りに減額されました。
「地盤」「看板」「かばん」が無いからこそ、市民の皆様の、お一人お一人の声に真摯に向き合い、執行部や議会にストレートに届けることができるということが実感できた4年間。

決意あらたにこれからも初心を忘れず、市民の皆様の声を届け続けていきます。

 


■政務活動紹介

●映画「夢みる小学校」上映実行委員会の皆さまと市長室を訪問、懇談をしました。市長、教育長、教育部長、教育課長がお話しを聞いてくださいました。(R6.1.29)

●学びが人を育てるまち 笠岡 第35回笠岡市生涯学習フェスティバルが開催されました(笠岡市民会館R6.2.11)

●日頃から学びを共有させていただいている岡山県内有志の女性議員と共に、神奈川県における学校教育、特別支援教育、インクルーシブ教育、子どもの居場所について視察を行いました(R5.10.26-27)

川崎市こども夢パーク・フリースペースえん


 
詳細はこちら (笠岡市議会 行政視察報告)
 

神奈川県教育局インクルーシブ教育推進課


 
 

神奈川県立城郷高等学校


 
 

横浜創英中学・高等学校


 
 

明蓬館高等学校 ※関内SNEC
※特別なニーズを持つ生徒のための通信制高校


 
https://at-mhk.com/course/snec
 

■学校教育に関するこれまでの活動

●発達障害児者の"働く"を支える 保護者・専門家によるライフ・キャリア支援


 
依頼があり、コラムを3本寄稿しました。
子どもたちが生きるこれからの社会、不登校支援などについて書いています。

 

■動画のご案内

●前川喜平さん(元文部科学事務次官)と大塚愛県議会銀とともにインクルーシブ教育について対談動画を作成しました。(R5.1.10)

今、公教育の存在意義が問われている、と言われています。

文部科学省は、「令和の日本型学校教育」を打ち出し、一人一人の興味関心や主体性を尊重、個別の指導を行い、多様な人と協働しさらに学びを深めることを目指しています。

一人一台タブレットが日本全国に整備されたことによって、環境はすでに整っているのですが、理解されている自治体とそうでない自治体では、かなり差がついてきている状況です。

この4年間、様々にご相談を受けたり、学校教育に関する勉強会や視察を重ねる中、笠岡市の教育はまだまだできることがあると考えています。 

★大塚愛岡山県議会議員定例会報告動画にゲストとして出ていました。

●「配慮(支援)の必要な子供の高校進学オンライン講座」

●「岡山の特別支援教育について」